うさぎに全く興味が無いのにうさぎだらけの島に一人旅したら集団カツアゲに遭った話 前編

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皆様、「うさぎ島」ってご存じですかね?



瀬戸内海に浮かぶ離島、広島県三原市大久野島(おおくのじま)の別名です。
無人島(宿泊施設はある)なんですが、周囲4.3kmの小さな島内に900羽を超えるうさぎが生息しているという、うさぎ好きにとっては正にパラダイス、うさぎ天国、ラビットアイランド♥な空間なのです。


おばちゃんね、まだおばちゃんになる前にこの島に一人旅した事がありまして。


と、言っても、『ポメラニアンよりも小さい哺乳類』が苦手なわたくし。(チワワも若干苦手です)

うさぎにはね、用は無いんです。
用があったのは、毒ガスの方です。

 

大久野島には、「うさぎ島」以外にも別名がありまして。

 

かつては、「地図から消された島」、「毒ガス島」などと呼ばれておりました。

 

この島では第二次世界大戦中に毒ガスが製造されていた歴史があり、軍の情報規制により地図から消されていた島だったのです。

 

島内に今も残る、毒ガス製造の痕跡(貯蔵庫や発電所の廃墟)。

砲台の跡。

毒ガス資料館。

 

それらを求め、第二次世界大戦話と一人旅が大好きなわたくし(当時花の20代・既婚、子無し)は、当然のごとく一人でその島へと出発いたしましたよね。

 

 

・・・

 

わたくしの住む福岡市から広島市までは、新幹線ならわずか1時間。

 

広島駅から在来線のJR山陽本線に乗り換え、約1時間15分。

更にJR呉線に乗り換え、海沿いのローカルな鉄道を30分弱。

とどめに小型フェリーで15分。

 

福岡から広島中心地にたどり着くよりも倍の時間をかけ、やっと島に上陸。

 

ちなみにですね、フェリーに同乗したのはわたくしを含めて8名

 

内訳は、

うさぎ島というメルヘンさに惹かれてやってきたであろうカップル3組

ごっついデジカメを抱えたバックパッカー風の白人男性1名

そしてわたくし(明らかに場違い)です。

 

カップルの女性がですね、「この人、島内の施設の従業員かな?」って感じで私をチラ見しながら、今にも質問を投げかけてきそうになってましたもん。

 

 

島内はさすが「うさぎ島」と呼ばれるだけあって、船着き場の時点で30羽程のうさぎが点在していました。

上陸後、まず目指すは島内唯一の宿泊施設であり島内の諸々を取り仕切っているホテルへ。(船着き場から徒歩圏内)

 

宿泊する予定は無いんです。

私がホテルに向かったのは、島内を回るためのレンタサイクルを手に入れるためです。

 

すっかりメルヘン気分に浸っているカップル達に紛れてホテルへの道を進み、「従業員じゃ無かったのかい」という視線を浴びながらフロントの列に並ぶわたくし。

 

 

私「レンタサイクルお願いします。」

 

テルマン「はい、こちらにご記入をお願いします。」

 

私(書き…書き…)

 

テルマン「(当然のようにうさぎ関連の案内開始)うさぎの餌やグッズなどはあちらで販売しておりまして…。」

 

私「あっ、すみません、うさぎに会いに来たのでは無いので…。」

 

テルマン「……そうですか、失礼しました。」

 

この時、若いホテルマンの顔にははっきりと、『じゃあお前は女1人で何しに来たんだよ』っという、軽い動揺が見て取れました。

 

 

いけない…私は別にこの島の平和を乱しにきたわけじゃ無いの。

ただ、戦争遺跡を見に来ただけの、ごく普通の20代主婦(パート)なの。 

うさぎ好きが高じてこの離島で働いている心優しきホテルマを心配させちゃあ、いけないわっ!!

 

 

 私「毒ガス資料館って、船着き場からこのホテルに来るまでに見えた建物ですよね?」

 

テルマン「あっ…ハ、ハイッ!そうです、ここを出て左の建物です!!」

 

若いホテルマンの顔に、「良かった、ただの変わり者だった」という安堵の表情が浮かびました。

 

私(安心してもらえて良かった…♥)

 

 

不審者の誤解が解け、足取り軽やかに自転車をこぎ出すわたくし。

 

 

ホテル前の広場にはこれまた沢山のうさぎが集まっており、

「きゃー♪まー君、写真撮って撮って♪♪」

「黒いのが居るっ、可愛い!!あっ、あっちの子も可愛い!!」

っと、幸せいっぱいなカップル達の嬌声が飛び交っていました。

 

人が幸せそうにしている姿って、ほほえましくていいですよね。

私、好きです。

 

そんな幸せオーラを放ちまくりなカップル達の背後を華麗に通り過ぎ、うさぎフルシカトで毒ガス資料館を目指すわたくし。

 

資料館の後は、島内をぐるっと一周して砲台跡地や発電所の廃墟を巡る予定です。

 

 私(あ、自販機がある。船着き場からホテルまでの道以外は街灯も無さそうな感じだから、ここで飲み物も買っておこうっと。)

 

 

自販機前で自転車を停め、ボディバッグの中から財布を取り出していると…。

 

 

ドドドドドドドド…。

 

 

私「えっ?」

 

 

 

 

~後編に続く~

 

 

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